肩こりの分類
首・肩・腕の痛みなどを総称する頚肩腕痛を一般に肩こりと言いますが、頚肩腕痛を西洋医学では原因により五つに分類します。以下にその概略を述べていきます。
1.頚椎の病気
頚肩腕痛をおこす頚椎の病気には、頚部脊椎症と頚椎椎間板ヘルニアがあります。
症状の特徴は、首・肩・腕の痛みと同時に、手や腕にも、しびれ・感覚の鈍り・筋力の低下などの症状がしばしば出現します。
2.肩関節周囲炎
肩関節周囲炎は、腕を持ち上げていくと腕・肩の外側に痛みが強まり、途中で上げることが出来なくなります。
また、夜寝ているときに痛みを強く感じるのも特徴です。
3.胸郭出口症候群
胸郭出口症候群は、腕に行く神経や血管が第一肋骨と鎖骨の間や首の筋肉で圧迫されておこります。
20〜30代の女性に多く、痛みのほかにしびれ・だるさ・手の冷感などの症状が良く出現します。
4.肩こり・寝違い
肩こりは、肩の筋肉に疲労物質がたまっておきます。原因には肩の使いすぎ以外にも、ビタミンB1欠乏・貧血・低血圧症・高血圧症などの全身の病気にともなって出現することがあります。
また寝違いは、首の軽い捻挫で疲労などが引き金となることが多いようです。
5.頚肩腕症候群
頚肩腕症候群は、1〜4のようなはっきりとした原因がつかめないものをまとめた名称です。
タイピストやプログラマーのように長時間の機械的事務作業で多く見られます。
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