一時的なむくみ
朝起きた時の顔のむくみ(手足は正常)は、体調不良・疲労状態などの一過性のことが多いので様子をみます。
病気のサインとしてのむくみ
急性糸球体腎炎では腎臓のナトリウムと水の排泄が低下するため、顔面(特にまぶた)のむくみが初期から見られ、血清アルブミンも低下します。
ネフローゼ症候群では血漿の浸透圧が低下するため、顔や足にむくみが生じ、血清アルブミンが大きく低下し、多量の尿タンパクが検出されます。また循環血漿量の低下によるアルドステロンの増加がむくみを増強します。
重度のビタミンB1 欠乏や、うっ血性心不全では、心拍出量が低下しアルドステロンが増加するため、下肢や手背によくむくみが出ます。むくみは夕方に著しい傾向があります。
へこまないむくみ
甲状腺機能低下症でみられるむくみは粘液水腫と呼ばれ、組織が充満して水が移動できず、皮下組織が繊維性となっているため、皮膚を圧してもへこみが出来ません。
精神的要因の強いむくみ
突発性浮腫は神経質な女性に多く、下肢(特に足首)がむくみます。頭痛・不安感・抑鬱などの精神症状や、動悸・ほてり・発汗などの自律神経症状を伴う場合がしばしばあります。
重力の影響を受けやすく、立ち仕事で強くなり、夕方にひどくなります。横になって安静すると軽快します。
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