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潰瘍性大腸炎



潰瘍性大腸炎の概略

 潰瘍性大腸炎は原因不明の炎症で、主として大腸の粘膜に糜爛(びらん)や潰瘍を形成します。20〜30代の成人に多い病気です。この病気は直腸から上方に連続して病変が拡がっていきますが、多くは大腸に限局されます。

 潰瘍性大腸炎は精神的・肉体的ストレスが発症の誘因となることが多く、一種の自己免疫疾患であるという説もあります。


潰瘍性大腸炎の症状

 初発の症状は、下痢をともなう血便や粘血便がほとんどです。他の症状で発病しても短期間内に血便や粘血便が見られるようになります。
 病変が直腸に限局している場合は、排便時の出血以外に症状がない場合がほとんどです。


潰瘍性大腸炎の治療

 潰瘍性大腸炎の薬物療法は、副腎皮質ステロイドとサラゾピリンを中心としておこないます。また心の安静のための精神安定剤や、腸管の安静のために鎮痛剤・止瀉剤を使う場合もあります。食事療法としては、高カロリーで残渣の少ない食事を心掛けます。

 潰瘍性大腸炎はこれらの治療により炎症が消失しても、再発するのが特徴です。そのため治療と同時に生涯にわたる医療管理を必要とする難治性の慢性疾患です。


潰瘍性大腸炎のヨーガ的治療

 ヨーガ・セラピーと呼ばれる医療分野では、潰瘍性大腸炎は自分の周りの重要な人たちにいつも情動的葛藤を起こしてしまうことが病気の直接的原因と考えます。
 この人たちは外面的には静かで温和に見えますが、依頼心の強さ・激しい敵意・恨み・自責の念などが隠れています。

 この内在する情動が持続したままで救済されないと、アセチルコリンが分泌され、大腸を支配する副交感神経が激しく刺激されます。その結果ヒスタミンが過剰分泌され、それによって大腸粘膜が糜爛や潰瘍を形成し、出血と粘液の流出を起こしていきます。

 したがって、ヨーガ・セラピーでは情動のコントロールが治療の要点であると考えます。実際、シャヴァ・アーサナと呼ばれるヨーガの弛緩法を、朝夕各30分間1ヶ月継続することによって、潰瘍性大腸炎が著しく回復しその後再発の兆候がないという事例も報告されています。




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